五竜岳から唐松岳

8/14(金)一日目
台風も去ってやっと天気が安定してきたお盆休み後半、
後立山連峰の五竜岳と唐松岳に登ってきました。
今夏は北岳~塩見岳、笠ケ岳~水晶岳など縦走を予定していましたが、
結局一泊二日のコースとなってしまいました。


夜中の2:30頃、
自宅を出発して白馬五竜の駐車場に5:30到着、
ゴンドラ始発を待ちます。
白馬五竜駐車場
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運賃¥860+荷物代10kg以上¥200を払い、7:30の始発に乗り込みました。
天気は曇り。標高が上がっていくと雲で視界が全くなくなり、
アルプス平に着くと、小雨が降っていました。
”あっちゃ~” 歩き始めからレインウェアの着用です。

地蔵の頭を通過し、30分程歩くと薄日が差してきて、
小遠見山手前でふと頭を上げると、雲海の上に山が見えます。
”お~”

いつの間にか青空も広がり、絶景です。

早くも五竜岳
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レインウェアを脱ぎ、さらに登って行くと
小遠見山との分岐点です。
ここは休憩と写真を撮るべく小遠見山方向へ。
五竜岳 5時間画像

中遠見山、大遠見山と高度を上げていきます。
天気は最高で、白馬三山や鹿島槍ヶ岳の名峰を見ながらの
山行は本当に気持ちがいい。
登山の醍醐味です。
いつも通り何人か登山者をパスしながら、
広い場所に出てきました。
西遠見に到着
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後からきた登山者の話で山荘まであと1時間半だそうです。
これだと12時半には着いてしまうので、長めの休憩としました。

”携帯がつながるのかな?”アンテナが立っています。
いつもながら心配してる奥様とアドレスが登録してある友人に
写真付きでメールしました。

すっごい真っ青
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さあ、今日の目的地の五竜山荘まであとわずかです。
楽勝と思いきや、徐々に道は険しく、狭くなり、余裕で歩ける状態でなくなってきました。
白岳が見えてきます。急登です。

いくつかのピークを越える頃には、足に余裕もなくなり、ペースも落ちてきました。
ナイフエッジの場所もあり、思いザックでバランスを崩すとやばい所も。
鎖が出現し岩場で慎重にパスしていきます。
そして稜線の鞍部に山荘が見え始め、白岳の山頂を登りきると山荘から
五竜岳に向かうルートがはっきり見えてきました。

眼下に五竜山荘、その先には五竜岳に向かうルート
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こっちは唐松岳に向かうルート
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予定通り、12時30分頃五竜山荘に到着しました。
テント場の受付を済まし、テントの設営です。
時間が早いせいか数張だけで、
ゆっくりと場所を選ぶことができました。
テント場は小屋のすぐ前
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中央の灰色のテントが私のテント
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2時を回ったばかりで、テント場が一杯になってきました。
やはりお盆で登山者は多いようです。
山荘もたたみ一畳に2~3人だそうです。
テント場は西側斜面に面しており、西日がきつく、
日陰でないと暑かったですが、
目の前の五竜岳やここまで登ってきた
遠見尾根、雲海、ぼ~っとして至福の時間です。
かっこいい五竜岳
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4時、いつも通り夕食の支度をします。今夜はカレー。
ご飯を炊いて・・・レトルトですが、それなりにおいしく食べることができました。
後片付けを終えると、テントで横になっていました。
気が付くとあたりは薄暗くなっており、テントから顔を出すと夕日が見えます。

これだから山は最高
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こんなゆったりとした時間とすばらしい景色に感謝です。
トイレに行って、明日に備え早い就寝です。今夜は寒いか?シュラフを広げました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇
8/16(土)二日目
夜はぐっすり眠れる訳ではないのですが、
横になっている時間が長いせいかそれなりに疲れはとれます。

3時半には目を覚ましましたが、薄暗くなり始めたら五竜岳に向かうつもりで、
外を見て天気を確認しました。満天の星空です。
山のすばらしさは、この星空にあると思います。ほんとに星が多い。

一時間ほど寝て、4時半、テントの外に出ました。
さすがにジャケットは必要です。東の空が赤くなり始めています。

稜線で迎える日の出、神々しい
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モルゲンロート
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さあ、水を飲んで、軽く食事をして五竜岳山頂に向かいます。
ここからは1時間で山頂ですが、岩場もあり朝から気の抜けないルートもあります。

山荘はもうあんな下に
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山頂直下の岩場
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山頂直下は急な岩場で緊張しますが、
空身なのでスイスイ登れます。
50分程で山頂手前のピークに出てきました。
山頂は、ちょっと先です。
早朝なのにもう賑やか
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五竜岳山頂
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山頂到着。鹿島槍ヶ岳のきれいな双耳峰が見えます。
西側は剣岳を真正面に立山連峰、北側は後立山の稜線が確認できます。最高です。

双耳峰の鹿島槍ヶ岳
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こっちは剱岳
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◇ ◇ ◇ ◇ ◇

約40分程で山荘に下りて、テント撤収、準備をして唐松岳に向けて出発です。
白岳に登り、歩きやすい道を左に立山連峰を、前方に白馬岳を、
後ろに五竜岳を見ながら進みます。

鼻歌交じりに歩ける稜線は本当に気持ちがいい。
途中、休憩している登山者を横目にどんどん進みます。
急ぐ必要はないのですが、一人だとどうしても歩き続けてしまいます。

左をみると先ほどいた五竜岳、奥に剱岳
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岩場が見えてきました。このルートの難所、牛首の岩場のようです。
鎖場もあり滑落に注意です。

牛首突入
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鎖を使ってよじ登る
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この岩場が結構長く、思ったより足を使った感じです。
終盤には後ろから来た若者に抜かれました。
山で抜かれることは滅多にないのですが、さすがに50歳は衰えています。
”ザックはこっちのほうが重いよな” などと理由をつけて・・・負けず嫌い

最後の岩場を巻いて、唐松岳山頂小屋が見えてきました。
結構疲れています。唐松岳を踏むか、どうしようかな??

小屋前で食事をしエネルギーを補給すると、登る気になってきました。
2山を踏まないときっと後悔するよな。往復1時間もかかりません。
7年前に登った山に腰を上げました。
20分程で山頂に到着です。ここもすばらしい景色です。
北側に不帰ノ瞼が見えます。
後立山連邦の縦走を企てているのですが、ここが難所と言われています。

もうあんなに遠く、五竜岳
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唐松岳山頂小屋が見えます
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不帰ノ瞼
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立山連峰
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唐松沢の雪渓
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7年前の様子
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唐松岳は7年前、ランニングで登っています。
八方尾根は走りやすく、その時は下の駐車場から林道を走り、
一箇所だけリフトを使っただけで、山頂に立ちました。
さすがにそんな元気はありませんが、その時の自分と写真で比較するのも目的です。

現在
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7年前
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やはり若い!!唐松岳の標識も・・・

小屋に下りてきました。
不帰ノ瞼を超えてきた登山者と談笑し、情報を仕入れました。

”割と楽に越えられた” と言っていましたが、ザックは小屋泊まりで10kg以下でしょう。
”テント泊だと20kg程度にはなるんだよなあ~”

水を購入し、八方尾根方面へ歩き始めました。
八方尾根から唐松岳は登山の入門コースであり、歩き易く危険な所もありません。
そのせいか人が多く、所々渋滞があります。トレイルランの若者が登ってきます。
以前は走ったんだよな。ちょっと寂しい気持ちです。
その時は下りで休憩している登山者に拍手をもらった覚えがあります。
ランニングシューズでランパンで、良く足がもったよなあ。
丸山ケルンに到着です。ここでも7年前に写真を撮ったので比較します。

画像画像
当時と体重も変わってないけど・・・、頭が薄くなったのと、筋力の衰え、顔のしわ・・・
でも帰ってきました。

八方池が見えてきました。小屋から飛ばしてきたせいか、足がきつくなってきています。
ここからゴンドラの駅まで僅かです。
体がきついのと、満足感と、下界に戻ってしまう残念さと・・・、複雑な感じです。

八方池
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お花が咲いています。
今回はあまり目にしませんでしたが、チングルマです。

”それにしても人が多いなあ~”
チングルマ
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ゴンドラの駅に到着しました。行列です。
歩いて下りることもできますが、疲れていて足に震えがきてる感じもあります。
ここは無理をせず¥1,400を払ってゴンドラの人になりました。

お盆の渋滞を避けるべく今日も白馬でキャンプをするつもりでしたが、
白馬駅に向かう途中、安宿を発見しチェックインしてしまいました。
宿の人に白馬五竜の駐車場まで乗せてもらい車を回収、ゆっくりと宿で過ごしました。

天気の回復を狙って、最高の山行でした。
一時は甲武信ケ岳でも行こうかと思いましたが、やはり北アルプスにしてよかった。
今夏、もう少し登るつもりです。










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この記事へのコメント

トパーズ
2009年08月26日 00:08
久しぶりにブログ拝見しました。
すごいですね。
泊りがけの登山とは、驚きです。

この写真の景色はとても素敵です。
夕日・・・朝焼け・・・
登山者はこの景色を見て何を想うのかしら?

7年前とあまり変わらないように思えますが・・・
特に体重が変わらないなんてうらやましい限りです。

私も毎年平地でキャンプをしていますが、
テント張り、食事作りなど年のせいか年々きつくなっています。でもいつも思いますが、野外で食べる料理は最高です。

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