’13 真夏の山行は黒部川源流域へ/双六小屋~水晶岳 往復

’13 真夏の山行は黒部川源流域へ/新穂高温泉~双六小屋 から続く。

’06 雲ノ平から見た水晶岳
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昨日のバテ具合からちょっと心配してたけど、
朝起きてそれなりに回復してる感じで、予定通り水晶岳に向かいます。
今回の山行のメインベントだから、これをこなさないと何しに来たのか分からない。

コースタイムは、往復で12時間強。
テントは張りっぱなしだから軽荷だけど、やっぱりロングルートです。

双六小屋からまず登ります
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登り終えるとすぐに分岐
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この分岐からは、
・双六岳に向かう稜線ルート、
・双六岳だけ巻く中道ルート、
・双六岳、その先の三俣蓮華岳も巻く巻道ルート
の3ルートに分かれます。(地図にある中道ルートは見当たらない?)

過去、稜線ルートは歩いてるんで、今日は一番楽な巻道ルートで。
水晶岳登頂が目的なんで、エネルギーは節約しないとね。

稜線を見上げながら、歩き易い道が続きます
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今日も槍がお目見え
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巻道ルートは、沢に下る所もありますが、
い上り/下りもなく三俣蓮華岳への分岐に到着です。

三俣峠からは、基本下り。
眼下に三俣山荘が見えて来ます。
三俣蓮華岳登り口
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三俣山荘からかっこいい鷲羽岳
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いつ見てもかっこいい山ですね。今日は復路で鷲羽岳を越えてくる予定です。

山荘手前から黒部川の水源へ下ります
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(上の写真で鷲羽岳の左下が水源)
黒部五郎岳も顔を出した!
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そして黒部川水源の碑
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ここから登り返すと、雪渓が現れます
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”落ちたらやばい!”

口を開けた雪渓は、ちょっと怖い。
水の流れを横目に見ながら、約1時間の登り
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やっと、岩苔乗越に上がって来ました
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岩苔乗越に上がると目的の水晶岳が見えるはずです。

祖父岳に続く稜線
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でっかい薬師岳
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左奥に目的の水晶岳
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岩苔乗越をわずかに進んで、ワリモ北分岐を水晶岳方向へ。

ワリモ北分岐
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水晶小屋に続く稜線
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振り返って、右からワリモ岳~鷲羽岳、遠方に穂高岳と槍ヶ岳
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まだ登る!
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水晶小屋手前を水晶岳方向へ
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水晶小屋の屋根越しに真砂岳~野口五郎岳
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山頂手前の岩稜帯に突入!
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ここの岩場はちょっと緊張。
少し前を歩いていた男性が、自分を先に行かせ一挙一動、同じ手足の運びで付いて来ます。
”岩が、得意とは言えないけどね”

バランスを崩さないように、掴める所はしっかり掴んで、ゆっくりと、慎重に歩くこと。

山頂直下
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水晶岳(2,977.5m)山頂とうちゃこ!
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過去、黒部五郎岳の山頂から、雲ノ平から見えていた岩稜の水晶岳。
ちょっと奥に入るんで登っていなかった山頂に立つことが出来ました。
ホント、黒部川源流域の山が360度、すべて見えます。

三俣蓮華岳と奥に笠ヶ岳
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笠ヶ岳(2,897.8m)
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雲ノ平と中央にポツンと雲ノ平山荘
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雲ノ平の左奥に黒部五郎岳
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黒部五郎岳(2,839.6m)
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槍ヶ岳(3,180m)
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あこがれのロングルート、読売新道はここから
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赤牛岳からロングルートの読売新道
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野口五郎岳から裏銀座方向
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”最高!”

展望と天気の良さに呟くと、すぐ近くにいた女の子が、”そうですね”

自然と会話が始まります。一緒に来てた子も加わり、山談義。
人なつこい感じで、気持ちの良い子達です。
本日の予定は雲ノ平と聞き、”あすこで食べるケーキはおいしいよ、紅茶も”

何年か前に雲ノ平山荘で食べた味を覚えていて、教えて上げます。

”メニュー、変わってないよね”
ちょっと不安。
でも、北アルプスの最奥地の雲ノ平、高天原温泉の地名が女の子から出ることに、
山ガールの登山人気がうかがえます。
”何年か前は、秘境だったのにね”


先着してた彼女達は、先に下りて行き、
自分はもう少しこの風景を堪能。
”ぼちぼち行きますか。まだ行程は半分だよ”

先行していた女の子にほどなく追い付き、
先に行かせてもらいます。
”山荘でお昼だよ”

振り返って、カメラを向け、”ポーズをとってよ~!”
山頂でお話した、可愛らしい女性ペア
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水晶小屋に先着すると、双六小屋で作ってもらったお弁当を広げます。
ちょっとご飯が固いけど、佃煮、しゃけ、お豆、など、
たいしたおかずじゃないのに、山ではおいしいメニューです。

女性陣が到着して、食事を始めたようです。
日陰のベンチの隣が空いて声を掛けると、また会話が始まります。
”学生じゃないよね。うちの娘と同じ位かな?”
”いくつですか?”

”2?歳”

”じゃ、ちょと上です。山登りを始めてまだ?年だけど”
”ここで山登りにのめり込んだら、嫁に行けなくなるね”

父親的発言に、笑っていました。

お弁当を平らげ腰を上げると、”気を付けてね。”挨拶をして後半戦のスタートです。

水晶小屋から下り、ワリモ北分岐まで戻ると鷲羽岳方向に進みます。
前方に見上げるピーク、まずはワリモ岳へ登って行きます。

ワリモ岳への登り
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ワリモ岳(2,888m)
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一度下って、次なるピークが鷲羽岳。

”2006年に登ったから7年ぶりかあ。あの時はあこがれの雲ノ平から行ったんだ”

雲ノ平、高天原温泉は、あの頃秘境と呼ばれていたのに、
昨今はテント場も混んでるって、双六小屋のテント住人が言っていました。
”混雑嫌いだし、山に来てまで勘弁してよ”
鷲羽岳への登り
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鷲羽岳山頂もあと少し
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二度目の登頂、お疲れ様です。
ここも、すばらしい展望が広がります。

この山域の良い所は、人里がまったく見えないことなんだよね。
周りがすべて山、連なり、夏空と白い雲。
岩の上に座って、まったり・・・
鷲羽岳(2,924.2m)山頂とうちゃこ!
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手前に真砂岳、奥に野口五郎岳と続く裏銀座
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眼下に鷲羽池と奥に槍ヶ岳
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鷲が羽を広げたように見えることから鷲羽岳と名付けられた、その羽の付け根を下って行きます。

ここを下ると、そこは三俣山荘。

あと少し、三俣山荘
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賑やかな三俣山荘前
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テーブルでお姉さんが今日の山行の話をしています。
薬師峠平を4時半に出発して、
雲ノ平~三俣山荘まで歩いたそうです。
大きなザックを担いだ女性単独が多い。

以前、薬師峠~黒部五郎岳~三俣山荘まで歩いたね。
黒部五郎小屋からの登り返しがきつかった・・・
三俣山荘のテント場を抜け、三俣峠に向かって登ります。
水場を抜け、涼しくなった風を感じながら、ゴールが近い。
”今日も良く歩いたね”

双六岳分岐手前で、大型ザックを背負ったお姉さんとすれ違います。
”三俣山荘まで?”
”非常識な時間なんで、小屋の人に怒られちゃうかな?”

”明るいうちに着くんじゃない。天気は大丈夫そうだし”
”昔から登っているけど、久し振りに来たら人が増えて、雰囲気が変わっちゃった”

尽きることのないお山の話で、遅くなっちゃうよ。
”気を付けてね”

サングラスで顔は確認できなかったけど、たくましいお姉さんは笑顔でした。

戻って来た!双六小屋
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小屋の前のテーブルは盛況です。
歩いている間、小屋のラーメンが食べたくなって、テント場に戻る前に注文します。

¥800でおいしいラーメンをいただきました。

今日も混んでるテント場
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隣に陣取ったお兄さんは、4日目だそうです。
やはり雲ノ平に行って、高天原、三俣山荘経由、双六小屋で幕営。

また、お話が始まっちゃった!
こんなところが単独の楽しみです。

不安があった腰も痛みが出ることなく、今日も良く頑張ったね。
目的の水晶岳が踏めて良かったね。

やり遂げた感に、気持ちが満たされます。

’13 真夏の山行は黒部川源流域へ/予定変更で下山 へ続く。

2013.8.14(水)
双六小屋5:50~(巻道ルート)~8:07黒部川水源~9:08岩苔乗越~9:17ワリモ北分岐~9:49水晶小屋~10:30水晶岳10:50~水晶小屋(昼食)~12:15ワリモ北分岐~12:32ワリモ岳~13:00鷲羽岳13:10~13:57三俣山荘14:15~(巻道ルート)~16:03双六小屋











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