’06 中央アルプス縦走 その2/宝剣岳~木曽駒ヶ岳

’06 中央アルプス縦走 その1/空木岳 から続く。

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さてさて、昨晩は怖かった。
人はいないはずなのに、小屋の外でガサゴソ、ガサゴソ、草むらをかき分ける音がする・・・
間違いなく夜中に人が歩いている訳がないから、動物か、風音なんだろうけど、いろんな想像力が働いて、
ビクビクものでした。

まあ、山では夜中に何回も目を覚ますのはいつものこと、うつらうつらで気が付くと起き出す時間です。


取り敢えず、お湯を沸かして朝食の準備。
たまにはこんなところも写真に収めましょう。

と、言うことで自分撮り。
4時起床で朝食の準備(自分撮りフラッシュに驚き顔!)
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重い扉を開けると、今日も天気が良さそう。
昨日はバテたけど、今日の稜線歩き、どんなルートかな??

小屋からまず稜線に戻ります。稜線上にある檜尾岳に今日最初の登り。
昨日はここをやっと歩いたけど、少しは体力も回復したかな。

雲海の向こうに、南アルプスか?
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檜尾岳山頂
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30分以上歩いた?振り返ると小屋まで遠いよ。

小さくポツリと、檜尾避難小屋
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今日歩く稜線、尖った頂きは宝剣岳
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”なるほど、結構アップダウンがあるよ。中央アルプス手ごわい・・・”

早速、檜尾岳から鞍部に下ります。

下った鞍部から檜尾岳を振り返る
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そして、また登る
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登り切って、ほっとする道は一瞬
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鎖場を登る
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緊張、ヤセ尾根
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また現れた鎖場
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いやはや、今日の行程もきつい
岩稜地帯を緊張感を持ちながら、登ったり/下ったり。

振り返って、今日歩いたルート
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そして進む稜線
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檜尾岳の標高が2,728m、
下った鞍部が2,536m、
ヤセ尾根から濁沢大峰が2,724m。

地図で確認すると、アップダウンの状況は数字で納得です。
島田娘への登りかな
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登り終えてわずかに下ると、広々とした所に出て来ました。ちょっと休憩して、周りをゆっくり見渡します。

彼方に御嶽山
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宝剣岳に続く稜線、左奥に木曽駒ヶ岳
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三ノ沢岳
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奥に乗鞍岳
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島田娘から極楽平までは、平坦な砂礫の道。
その先の宝剣岳は破線ルートで厳しい道だから、束の間のほっとする時間です。
のんびりと歩いて、極楽平。この分岐からロープウェーの千畳敷駅に下山出来ます。
宝剣、駒ヶ岳と登って、何時間後にはあそこにいるはずです。現在8時半、お昼前には到着するかな。

極楽平
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ロープウェー千畳敷駅
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さらに10分ほど歩いて、三ノ沢岳への分岐です。
ここから宝剣岳への破線ルートへ突入、宝剣岳の岩峰が目の前にそびえます。

三ノ沢分岐
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宝剣岳への登りが始まる
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宝剣岳は巨大花崗岩の岩峰で、
北、南、どちらから登っても鎖の岩場があり、
緊張を強いられますが、特に南側は岩稜が連続し、
滑落事故も頻発してる危険地帯です。

つまりこれから登るルートが、やばいってこと。
気を入れ直して、進みます。
木曽側は見事に切れています。
鎖や岩に打ち付けてあるステップを頼りに、
ほぼ垂直な壁を登って行きます。

手を離したら、まっさかさま!
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登ったと思ったら、垂直の壁を下る箇所も。

”ザックが重いから、下りの取り付きが怖いよ”
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まるでロッククライミング!
悪戦苦闘すること30分?
何とか山頂に到着です。

”これまで登ったどの山より怖かった・・・”
宝剣岳山頂、とうちゃこ!
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宝剣岳から浄土平~中岳~木曽駒ヶ岳に続く稜線
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3mほどの高さの山頂最上部は、一人しか立てず、また山頂と言っても、
積み重なった岩の上にいるので、ほっとする感じはありません。
それでも写真だけは撮らねばと、カメラを構えます。

山頂の頭に登ろうか、と思いましたが、
登っても誰もいないので写真は撮ってもらえないし、
自分撮りが出来る場所でもなく、諦めて先に進みます。

空木岳~熊沢岳~檜尾岳~宝剣岳 良く歩いたね
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岩峰の下山は当然ながら、やばい箇所の連続。
南稜より難易度が下がると言う北稜ですが、どうしてどうして、
下りなので、恐怖感が増します。

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緊張感が続いた岩場をやっと下り終え、乗越浄土に出て来ました。
ロープウェーの千畳敷駅から上がって来る登山者で、いっぺんに賑やかになります。
ここからは観光客も歩ける道になり、あとは楽勝!ほっとします。

乗越浄土
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まず、木曽駒ヶ岳の手前のピーク、中岳を越えます。

乗越浄土から中岳への登り
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中岳から木曽駒ヶ岳を望む
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中岳を越え、駒ヶ岳とのコルに中央アルプス唯一の幕営指定地です。
西側に石が積んであるのは、西側からの風が強いのかな。
広々としたサイトは、一泊¥800、ちょっと覗いたトイレもきれいで、泊まってもいいかも。
いずれ、二泊三日で計画しましょう。

駒ヶ岳頂上山荘
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頂上山荘キャンプ場付近
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また登り返して、10:08 木曽駒ヶ岳とうちゃこ!です。

木曽駒ヶ岳山頂(2,956m)
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山頂広場
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山頂の祠
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目をつぶっってしまった!
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好天に360度の展望が広がります。
南北アルプス、八ヶ岳、御岳山、急峻な宝剣岳、三角錐の三ノ沢岳。
”そうだよね、これまで登った山から中央アルプスが見えてたもんね”

御岳山
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頂上木曽小屋から木曽前岳
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北東に続く馬ノ背の稜線
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今日は下界に戻って、駒ヶ根名物ソースかつ丼を食べるつもりで、
写真を撮ると下山します。

中岳を登り返し、乗越浄土に戻ってきました。

左隅は天狗荘、右は中岳への登り
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宝剣山荘
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乗越浄土から千畳敷駅に向かって、八丁坂をジグザグに下って行きます。

眼下に千畳駅
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金網で岩を押さえつけてある道は、ちょっと歩き辛い。

振り返って見上げると、千畳敷カールを包む稜線が見えます。
一ヶ月前だったら、お花畑が広がったであろう斜面に、ちょっと残念ですが、
宝剣岳の岩峰が峻立している稜線の絵は、絶景です。

千畳敷駅からロープウェーに乗り込むと、約7分でしらび平駅に到着します。
しらび平の駅からはバスで駒ヶ根高原の菅の台バスセンターまで30分、やっと戻って来ました。

中央アルプス、縦走登山としては思ったよりきつかった・・・
北穂高岳~奥穂高岳の稜線より厳しかった感じです。
次回は、新田次郎の「聖職の碑」の舞台となった桂小場登山口から駒ヶ岳を目指そうかな。

2006.9.25(月)
檜尾避難小屋5:15-極楽平8:30-宝剣岳9:21-乗越浄土9:40-中岳-10:08木曽駒ヶ岳10:15-中岳-乗越浄土10:40-千畳敷駅-(ロープウェー)しらび平駅-(バス)-駒ヶ根高原









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