「光岳~聖岳」 縦走/三日目

「光岳~聖岳」 縦走/二日目 から続く。

9/21(月)
聖岳が何か世俗を脱した高潔な山のように思われるのは、
その名前のせいだけではない。
それは日本アルプス三千米峰として最南の僻遠の地にあり、
容易に近づきがたいという印象からもきているのだろう。
日本の高峰中で一番登山者の少ない山かもしれない。


- 深田久弥 日本百名山 -

どんなに山行を積み重ねても、この山域の山は別格だ。
アプローチの困難さ、行程の長さ、でかい山。
聖を間近で見た時、その山容に圧倒された。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

幸いにも林道が復旧して、今日は帰れる。
復旧が遅れれば、今日の行程は聖岳だけだから、ゆっくり楽しめるかと思っていたが、
下山するなら、それなりの時間に、出発しなければと。
そう、やはり5時過ぎには歩き始めます。

小屋からわずかの聖平に出て、メインルートを聖岳への分岐、薊畑に向かいます。

5:26 薊畑分岐
→聖岳1.9km/↑西沢渡3.3km/←聖平小屋0.6km
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朝焼け
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分岐から緩やかに登っていく
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見えたぜ!聖
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右のピークは兎岳
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暗いうちから歩いてるんでしょう
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南アルプスから見る富士山は格別です
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6:07 小聖岳(2,662m)
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小聖岳を後に
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挑む!聖岳
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斜面を登るグループ
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岩の急登
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左側は奈落の底
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小聖岳から標高差350mを登る
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見上げれば分かるように、ここからは岩稜帯とやせ尾根が続きます。
そして、山頂直下のザレ場に到着。
ここも見上げると、ウンザリする。

長いジグザグなザレ場が続く
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前聖岳と奥聖岳をつなぐ神の台座に出た!
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7:01 やったぜ!登頂 (3,013m)旧標識
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新標識
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山頂にいた若いカップルに写真と撮ってもらいます。
それとなく、これで百が終了と告げると、拍手と歓声を頂きました。
自分の中では冷めた感じがありましたが、やっぱりうれしいもんです。

奥聖岳に向かう
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岩稜帯の先にロープが張られた平坦地(お花畑?)
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奥聖岳山頂(2,978.3m)とうちゃこ!
P1100814.JPG

前聖岳に聖岳の標識があるんで、
みなさんピークハントは済みですか
そんな訳でこちらは人が少ない。

静かでいいね、360度の眺望に大満足です。
赤石岳(3,120m)がどっか~ん! 右奥に荒川岳、左の最奥が仙丈ヶ岳
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赤石岳から百間平(左/西)に続く稜線
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そして、ここにも富士山
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南側は上河内岳~茶臼岳~易老岳~光岳、茶臼岳以南は雲の中
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前聖岳方向
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戻って来た前聖岳は、賑やか!
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下り始めて振り返る
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やせ尾根の先に小聖岳
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小聖岳では休憩中
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薊畑に戻って来ました
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テント場に戻って撤収
P1100837.JPG
今回はサブザックを持って来なかったので、余計な荷物をテントに置いて聖岳を往復しました。
戻ったテントサイトは閑散としてゆっくりとテントを撤収、少し食料を補給すると標高差1,300mを下山です。

聖平→薊畑、と通過して、便ヶ島までの長い下りの始まりです。

2,200m
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苔平(標高2,050m)
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1,800m
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途中、林道が復旧しても入山は出来ないのに、何故か登って来る女性に会うと、
薊畑の分岐を通り過ぎてしまって、登り返してるとの事。
ここまで下らないと、道間違いに気が付かないなんて、ちょっと違和感を感じるけど、
登り返すんだから、たいしたもんです。

森林管理署の小屋(廃屋)
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西沢渡(これが噂の渡しカゴ)
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橋が架かっていました
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西沢渡からは、平らな道
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滝もありました
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いくつか橋を渡って、
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トンネルを抜け、
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←便ヶ島森林公園に向かう
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戻って来た!!
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”良く帰って来たね”
”ほっとしたよ”
”テント担いで、ちゃんと歩けたし”

道路崩壊の知らせ
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一緒に歩いてくれたSさんを、易老渡の駐車場まで乗せて行きます。
易老渡でSさんを降ろすと、ゆっくりと林道を下る・・・

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

昨年の剱岳以来かな? 会心の山行。
遠かった南アルプス、やっと歩く事が出来た。お疲れ様でした。

「光岳~聖岳」 縦走/一日目は、こちら
「光岳~聖岳」 縦走/二日目は、こちら








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この記事へのコメント

heidi
2015年09月27日 06:13

先生百名山完登 おめでとうございます


一口に百と言っても、利尻山から宮之浦岳まで容易なことではありません。
思いザックを背負い全てを歩き終えて感無量のことと思います。

百座目が聖岳、というのも先生らしいですね。
南ア、それも南部はアプローチも容易でなく懐の深い山域で生半可なハイカーには手強く憧れを抱くだけの山々です。

林道崩壊というアクシデントもありましたが、三日間晴天に恵まれてほんとうに良かったです。

ひとつの大きな区切りをつけて、これかも好きな山域を歩き続けることでしょう。
引き続きステキな山便りを心待ちにしています

meruちゃん
2015年09月27日 06:42
heidi様
あらら、ちょっと大げさですよ。
振り返って、残りが一桁になってから長かった気がします。

そう、区切りですよ。
百という縛りがなくなって、行きたい山域に、
ピークハント、スピードに拘ることなく、
自由に歩きましょう。

でも、きっと変わらないだろうな、この登り方。
挑むの好きだから...。

P.S.
聖岳は登っておくべき山です。
椹島→聖沢登山口→聖平小屋泊 で一泊でも可能、
二泊なら余裕です。
kyasarinn
2015年09月30日 23:45
おめでとさん🙏✨❗️
素晴らしい景色🗻ありがとう✌️😂
ハイキングには、良い季節🍂🍁🍄
自分の目で見て来なくちゃ❗️だね😆
meruちゃん
2015年10月01日 20:16
kasarinn様
気持ちいい日が続きますね。
お山の頂上は寒いけど、こんな日が続くと
やっぱり歩きたくなる。

ばっかりでなく、
スポーツの秋、読書の秋だ。
最近、こんなフレーズは、聞かないね。

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