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<<   作成日時 : 2019/02/12 06:11   >>

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「太陽のかけら」ピオレドール・クライマー谷口けいの青春の輝き 大石明弘

画像一流のアルピニストでありながら山や自然に対するしなやかな感性を持ち続け、ヒマラヤにもウラヤマにも等しい愛情をもって登り続けた谷口けい。

その生涯は2015年12月、大雪山でのアクシデントで幕を閉じることになってしまったが、彼女の言動に強い影響を受けた登山家は数多く存在する。

そのひとり、山岳ライターの大石明弘が、谷口けいの生涯を取材してまとめた渾身の評伝。

【谷口けい 略歴】

1972年 和歌山県生まれ
1998年 明治大学卒業
2001年 伊豆アドベンチャーレース総合1位
2004年 平出和也とゴールデンピーク登頂
2005年 平出とシブリンに北壁新ルートから登頂
2006年 野口健登山隊でマナスル登頂
2007年 野口隊でエベレストに登頂
2008年 平出とインド・カメット南東壁を初登攀。この記録でピオレドール賞を受賞
2011年6月 花谷泰広とカヒルトナピークス(アラスカ)縦走
2014年6月 和田淳二とアラスカ、カヒルトナ氷河で4本のルートを初登。この記録でピオレドール・アジアを受賞
2015年夏 和田とネパール東部のパンドラ登攀
2015年12月 北海道大雪山系・黒岳北壁を登攀後に滑落死


<本文から>

会った事もないのに引き込まれる

「手を抜いて遊ぶわけには行きませんね」

極限の山を目指している

実力がついて行くよりも、まずは行ってみて、どこまで登れるか試せばいい

「こうやってギリギリの装備を考えて準備をしている自分が好きだ。ギリギリの可能性を追求している自分が好きだ」

 「自分がやりたいからやる」「やってみなければわからない」そのすがすがしい感性は、一般的な登山者の考え方にメスを入れてくる。
 多くに人は、山をじっくり見る前に「あの人が行って登れないのだから」「自分の登攀グレードはこうだから」と考えがちだ。それはどこか、学歴や所属する組織を気にする姿に似ている。山でも社会でも、他人の目や社会のポジションに惑わされ、人はやりたい課題に向き合うことをしていない。
そんな一般的な風潮からかけ離れ、いつもけいは「やってみないとわからない」という姿勢だった。

エベレストは、北側のチベットではチョモランマ、南側のネパールではサガルマータと呼ばれている。

「冒険とは可能性への信仰」

 偏狭な視野を捨て、人としての「広さ」がなければ、異文化に「順応」はできない。
 その「広さ」を「強さ」という言葉に置き換えられるとすれば、けいが「人としての強さ」を求めていたことは、結果的にそれがヒマラヤンクライマーとしての強さに結びついたといえるだろう。

「けいさんはいつも、きっちりしすぎていました。濃厚な人生を歩んでいたからこそ、いつ死んでもいいように、やりたいことをいますぐやろうとする人生で、生活にもそれが表れている感じでした。のほほんとした時間がある人だったら、あれをやっておけばよかった、これをやっておけばよかったと思うんでしょうが、けいさんはそういう無駄な時間を作らない、濃密な生活を過していました。普通の生活でも一瞬、一瞬を大切にしている感じで、そういうものを貫いた人生でした。近くにいたけど、ある意味、憧れの存在だった。生き方に憧れたいた」<アルパインクライマー、映像カメラマン 平井和也>

 けいさんの生き様はシンプルであり、社会にありがちな損得勘定、どろついた駆け引きなどまるで無縁であった。けいさんにとっていちばん大切なことは「自分らしく自分の力で生きること」であった。けいさんは「自分はこの道で生きていく」という揺るぎない信念と覚悟をもっていた。ゆえに人間的魅力、そして奥深さをけいさんから感じ、人は魅了されるのだ。
 43歳と決して長い人生ではなかったけれど、しかし、けいさんは、けいさんの人生を真っすぐ生きた。ジリジリと虫眼鏡で一点を焼くように、実直に生きた。眩しいほど輝き、皆に光を当てた。けいさんは僕らの太陽だった。
 僕はけいさんに恋をしていたかもしれないと。異性として、人間として、いやそれらを超越した部分でけいさんに恋をしていたのだと。僕だけではない。平出さんも和田さんも大石君も、けいさんと関わった人はみな同じだと思う。
<登山家 野口健>

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 いつ彼女を知ったのだろう。会ったこともないのに惹かれていた。だから黒岳で「落ちた」と知ったときショックだった。ヒマラヤの壁を登っている人だよ。一流のアルパインクライマーだよ。なぜ黒岳なんだ。

 誰の目も気にせず、自分は自分、そんなスタンスで生きてきたけど、自分のやりたいことの存在が今は薄れてきている。たまに現れるやりたいことも気概に乏しく持続できない。エネルギーを奪ってしまう人や環境のせいではなく、自分の問題なんだろう。

 弾ける笑顔は、本当にやりたいことを、なんの躊躇いもなく、まっすぐに、全力で取り組んだときに現れるんだよ。


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