テーマ:ひとり言

五輪とコロナ これで開催できるのか

 東京都に3度目の緊急事態宣言が発出されることになった。2度目の宣言解除からわずか1ヶ月余り。新型コロナの猛威は収まる気配がない。  こんな状態で五輪・パラリンピックを開催できるのか。強行したら国内外にさらなる災禍をもたらすことになるのではないか。それが多くの人が抱く率直な思いだろう。  ところが、政府、都、組織委員会、そして国際オ…

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いのち五分五分

『いのち五分五分』山野井 孝有 泰史が先か、私が先か――。生死の境で苦悩してきた先鋭登山家の親が綴る「いのち」への想い。 日本を代表する先鋭的な登山家・山野井泰史を、危険な登攀に送り出す度に生還を願い、不安と戦いながら、ともに「挑戦」してきた父・孝有(たかあき)。 高齢になった自分の寿命と山で死ぬかもしれない息子の「いのち」。…

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田中邦衛さんを悼む

 邦さんが逝った。  心のどこかに大きな穴がぽっかりあいてしまったような、いやその穴は既にここ数年の無数の会話でほとんど埋まってしまっているような。そんな気もする。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  彼ほど純粋で真面目で無垢で、家族を愛した男を知らない。いや家族だけでない周囲全てをだ。彼はあたかも僧籍にいる人のようだった。更にもう少し…

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デス・ゾーン

『デス・ゾーン』河野 啓 2020年 第18回 開高健ノンフィクション賞受賞作。 両手の指9本を失いながら“七大陸最高峰単独無酸素”登頂を目指した登山家・栗城史多(くりき のぶかず)氏。エベレスト登頂をインターネットで生中継することを掲げ、SNS時代の寵児と称賛を受けた。しかし、8度目の挑戦となった2018年5月21日、滑落…

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女性と「自傷めいた怒り」個人的なことは、パワーに

 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく引き際だった森喜朗元首相は、社会の「目覚まし」としてはなかなかのものだった思う。寝ていた人も、寝つけずにいた人も、寝たふりをしていた人も、がばと跳ね起きるレベルの発言の数々。走攻守ならぬ失暴妄を兼ね備えたマルチプレーヤー。  「日本は天皇を中心とする神の国」  「(無党派層は)寝てしまってくれれば…

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「世界一寛容な日本」願望に近い

五輪組織委・有識者懇談会メンバー デービッド・アトキンソン氏  組織委で大会コンセプトを作っているときに、一番難しかったのは、日本人が考える「日本」はほとんど理想論だったことです。こうあってほしい、という願望に近い。日本のベストだけみればそうかもしれないということを、一般化しようとする。  「多様性と調和」というコンセプトに…

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池江優勝、大阪なおみ優勝

50mバタフライ優勝! 全豪オープン優勝! 白血病を克服し、再生しつつある池江 精神的な成長でより強く、大人になった大阪なおみ ゴールした瞬間膝に手を当てへたり込む、結果を出せたゴール 思い出す「雑味のない幸福感」

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ご冗談を、「上の方々」

 これってタチの悪いジョークか?  東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の辞任劇。改めて日本社会の病理の深さを思い知った。  発端となった森会長の発言。民間企業なら一発退場だろう。本人の無自覚さ以上に組織委幹部、スポーツ界幹部、そして政府にその感覚がないことにまず驚愕。こんな差別発言を許すのかと…

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お探し物は図書室まで

『お探し物は図書室まで』青山美智子 お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか? 人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。 彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。 仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本…

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ラケットを握らずコートに立つ

 ・・・  訃報に触れ、「昭和史1926-1945」をひらく。この昭和史の20年前から何を教訓として引き出すべきか、半藤さん はかんで含めるようにつづってくれている。  大局観や複眼的な考え方の不在▼起こると困るようなことは起きないということ▼失敗を素直の認めず、その失敗から学ばない態度▼情報を軽視した「驕慢な無知」。それは…

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いまこそ夢を語ろう

 昨年12月はジョン・レノンの没後40年だった。名曲「イマジン」が世に出たのは1971年。天国や地獄はなく、国境も宗教もなく、殺し合いもしない。こんな理想郷を歌詞にした。「僕のことを夢想家だと思うかも」と語りかける。  新型コロナウィルスの感染が続くなかで、「夢を語る」ことは忘られがちだ。目の前の問題に対応するのが精いっぱいなのが…

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農ガール、農ライフ

『農ガール、農ライフ』垣谷美雨 耕せば、人生は開ける! ……って本当ですか? 仕事も彼氏も家も失い、農業に目覚めたアラサー女子。 おんな一人、自給自足のハッピーライフは手に入るのか? すべての迷える女性に贈る、リアル・サバイバル小説! 大丈夫、まだ、笑える――新しい自分に出会うRe:スタート! 「結婚を考えている彼女…

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タクジョ!

『タクジョ!』小野寺 史宜 本屋大賞第2位(2019年)に選ばれた感動作『ひと』の 作品舞台・砂町銀座がある東京都江東区に暮らし、 区内の営業所に配属された新卒のタクシードライバー・高間夏子(23歳)。 女性比率は3パーセント足らずという男社会で、個性あふれる先輩や同期たち、 そして家族に励まされながら、仕事に、恋に(…

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MacBook Air その後

MacBook Airのプレビューは、こちら、MacBook Proのプレビューは、こちら 以前使っていたMacBook Proでは、USB A、メモリーカードスロットがあったので、 DVDドライブ、写真の取り込みなど容易にできましたが、MacBook Airでは「USB Type-C」の2ポートのみ。 マルチポートハブを一度…

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ぼくもだよ。

『ぼくもだよ。』神楽坂の奇跡の木曜日 平岡陽明 「読書はどんな孤独な行為に見えたとしても、人や世界とつながることです」 神楽坂に盲導犬と住むよう子は、出版社の担当・希子と隔週の木曜日に、打ち合わせを兼ねたランチをするのが楽しみだ。 一方、神楽坂の路地裏で〈古書SLOPE〉を切り盛りするバツイチの本間は、五歳になる息子のふうちゃ…

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「民主主義はこりごり」の声が

 早々と離れかける民心を気にしつつだったか、どこか侘しいご機嫌取りに見えた。菅義偉首相がインターネット番組に生出演して「こんにちは。ガースーです」とやった、あの自己紹介である。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  2年前の8月、埋め立てを拒んできた沖縄の翁長雄志知事が亡くなった。10月に県民葬があった。基地問題で対立した当時の菅官房長官が安倍…

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命日

卒業してからまともに話したのは、 50歳の同窓会が終わった会場の階段だった。 それから何度かメールのやりとりをしたけど、結局会えなかった。 亡くなる半年前ぐらいにメールをもらって、 手術をしたこと、 還暦の同窓会で会えなくて、すごく残念だったこと、 書かれていたと思う。 いつもの通り、用が済んだ…

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たべる生活

『たべる生活』群 ようこ 栄養バランスを考えつつも、料理に手間をかけるのは苦手──「最小の労力で最大の効果」をテーマとして掲げつつ、日々の食、だしと道具の関係から夏バテ、糖質制限、外食、子どもの食育まで──。生活の中で「食」と「健康」を明るく考える大好評エッセイ! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「父親、母親が作ってくれた料理で、思…

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明日の記憶

『明日の記憶』荻原 浩映画「明日の記憶」 若年性アルツハイマーと聞くと、悲痛なドラマを連想するが、本作は観終わってどこか希望の光を感じさせる。それでいて、病気の現実を真正面からとらえる。この意味で、ひじょうに好感が持てる作品である。渡辺謙が演じる主人公は、50歳を前にして物忘れがどんどんひどくなる。最初に彼が受ける病院の検査から、観る…

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きのうのオレンジ

『きのうのオレンジ』藤岡陽子 「弱音を吐かない人は、いつだってひとりで闘っている」 がん宣告を受けた<彼>と、彼を支える<家族>の物語。 心揺さぶられる感動長編。 三十三歳の遼賀が受けた胃癌宣告。どうして自分が……涙が溢れてきて、恐怖で震えが止まらない。その時、郷里の岡山にいる弟の恭平から荷物が届…

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犬がいた季節

『犬がいた季節』伊吹有喜 ある日、高校に迷い込んだ子犬。生徒と学校生活を送ってゆくなかで、その瞳に映ったものとは―。最後の共通一次。自分の全力をぶつけようと決心する。18の本気。鈴鹿でアイルトン・セナの激走に心通わせる二人。18の友情。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件を通し、進路の舵を切る。18の決意。スピッツ「スカーレット」…

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始まりの木

『始まりの木』夏川草介 「少しばかり不思議な話を書きました。 木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」 --夏川草介 第一話 寄り道【主な舞台 青森県弘前市、嶽温泉、岩木山】 第二話 七色【主な舞台 京都府京都市(岩倉、鞍馬)、叡山電車】 第三話 始まりの木【主な舞台 長野県松本市、伊那谷】 第四話 同行二人【主な舞…

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「政治的方言」に慣らされない

 アメリカ大統領選の喧騒を離れて菅義偉首相のこの間を振り返れば、まず注目していた初の所信表明演説は肉付きのとぼしい印象だった。実務的に各論を積み上げる流儀はわかるが、流れを漕ぎ上げていくような言葉の力がない。    約25分の話を聞きながら胸に浮かんだのは、自決から50年になる三島由紀夫のエピソードだ。戦後すぐに大蔵省の官僚だったこ…

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心を動かす言葉とは

 文化庁が先月発表した「国語に関する世論調査」によると、SNSなどの普及で文章を発表する機会が増えて、多様な表現を受け入れる傾向が強まったという。コラムニストの小田嶋隆さんはその点を認めつつも「寛容というより雑になった」と見ている。  企業経営や政治において、トップの言葉は関係する人々のモチーベーションを左右する。考え抜いた言葉を…

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折々のことば

これほど豊かになって、これほどしあわせにならなかった国はめずらしい。 独文学者 池内紀(おさむ) 2020.10.5(月)朝日新聞朝刊

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芦田愛菜さん

「星の子」完成報告イベント 「『その人のことを信じようと思います』っていう言葉ってけっこう使うと思うんですけど、『それがどういう意味なんだろう』って考えたときに、その人自身を信じているのではなくて、『自分が理想とする、その人の人物像みたいなものに期待してしまっていることなのかな』と感じて」 「だからこそ人は『裏切られた』とか…

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次世代に責任を持つこと

 新型コロナ対策を分析・検証する新しい会議の委員長に、福島原発の国会事故調査委員会(国会事故調)で報告を取りまとめた黒川清氏が就任した。  黒川氏は、原発事故から得た教訓として、日本の組織文化には①不透明な意思決定プロセス②国際社会からの孤立と独善③高い組織への忠誠心と組織防衛的対応④コンセンサスの重視と脆弱なリーダーシップ⑤説明…

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おいしくて泣くとき

『おいしくて泣くとき』森沢明夫 貧困家庭の子どもたちに無料で「こども飯」を提供する『大衆食堂かざま』。その店のオーナーの息子、中学生の心也は、「こども飯」を食べにくる幼馴染の夕花が気になっていた。 7月のある日、心也と夕花は面倒な学級新聞の編集委員を押し付けられたことから距離が近づき、そして、ある事件に巻き込まれ・・・。遠い海辺の町…

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車をいじる/フロントバンパーガード

フォグランプカバーを交換したら、何となくフロントが寂しい。 バンパーガードを付けようかな。 北米スバル用Advance用比較すると、 フロントバンパーガード価格取り付けデザイン 北米スバル用 およそ2.5万円 ポン付け可能 ごっつい Advance用 およそ1万円 加工が必要…

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