笠ヶ岳/笠新道 往復日帰り

画像
水晶岳とセットで登ろうと考えていた笠ヶ岳。
過去、双六小屋から鏡平小屋経由で新穂高温泉に下っていた山行が二回あり、
いつかは笠ヶ岳に続く稜線を歩きたいと思っていました。
それには山中4日、アプローチも含めると4.5日は欲しい。
会社は3連休ないし、今の時期、そんなに時間とれないし、仕方ない日帰りとしました。

新穂高温泉から笠新道を往復するのが、一番早い。
でもコースタイムは「山と高原地図」で、
上り:7時間50分、下り:4時間50分で、合計12時間40分!日帰り装備でコースタイム×0.8で10時間、
もちろん休憩時間なしで結構厳しい。
そして、自宅を早朝出発すると、歩き始めるのは早くて6時半ぐらいか。
左俣林道は暗くても歩けるから、何とかなる。

ってことで決行です。

新穂高温泉の駐車場到着が6時過ぎ、早、満車の表示
駐車場入口でおじさんが誘導してくれて、入口付近に駐車出来ました。
この無料駐車場は、すぐ一杯になるんだよね。

予定通り6:31出発
画像
この通り、駐車場は満車
画像
駐車場を抜けて、新穂高温泉ロープウェー入口まで数分、
5年前かな?前回来た時と様子が違っているのに驚かされました。

画像アルペンの湯がない
バスターミナルもない

左俣林道方向に進みます。
仮橋で来年には
立派な登山拠点が出来ているのでしょう。
このゲートで登山届を提出
画像
前方に登山者
画像
左俣林道をいつものペースで歩いて、
予定通り1時間掛からずに笠新道入口に到着です。

笠新道入口
画像

数人のグループが休憩していて、挨拶して水場を見ると、
”枯れている”

ここをあてにしていましたが、
笠ヶ岳山荘ののテント場の水が枯れている、
との情報があったので、予想通り。
仕方ない、500mLのペットボトルで間に合わせましょう。
急登ですよ
画像
標高1,450m
画像
標高1,700m
画像
標高1,800m
画像
笠新道は北アルプス三大急登で、登りに使うのは避けたい、
と良く聞きますが、ここまで登って、
短時間で高度が稼げるし、今日は日帰り装備、思ったより苦痛に感じません。

森林限界の低い北アルプスは、早、樹林帯を抜けつつ
画像
標高1,950m/杓子平↑1時間30分、笠新道入口↓1時間
画像
笠新道入口が7:25、今、8:25だから
下りのコースタイムで登って来たことになります。
順調、順調

さらに樹木は低くなり、
画像
標高2,200m
画像
足の置き場を考えながら、岩の上を渡って行きます
画像
お目見え!槍と子槍
画像
結構下山してくる人とすれ違います。
話をすると、新穂高温泉から小池新道を登って、鏡平小屋に宿泊、
または、笠ヶ岳山荘に宿泊した人が周回コースの下山路に、笠新道を使っているようです。

杓子平
画像
ふ~、と開けて杓子平に到着、目の前に笠ヶ岳がで~んと、現われます。
山頂は少し雲がかかっていて、ここで休憩していたご夫婦と雲がとれるのを待ちます。

目の前に笠ヶ岳
画像
笠ヶ岳に続く稜線
画像
天気いいし、この稜線と前方に広がる紅葉が最高
ご夫婦としばし談笑、昨日はこれほどの展望はなかったそうです。
ついでに笠ヶ岳山荘での飲料水のことを聞いてみると、お茶を飲むにも有料だったそうで、
”1Lを購入するのも厳しいかな”

稜線に向かって、平らな道を進み、紅葉の斜面を登り始めます。

賑やかな山ガール
画像
笠ヶ岳
画像
ビューポイントが続きます。でもなかなか稜線に達しない。
杓子平から約1時間、やっと稜線に達します。

ここを僅かに下ると縦走路
画像
縦走路分岐(標高2,750m)山荘まで70分
画像
双六岳に続く稜線
画像
目の前に笠ヶ岳
画像
後ろも前も縦走路が伸びています。
北よりには、好きな山域の雲ノ平、奥に薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、
黒部川の源流域が広がります。
以前歩いた山域、記憶が蘇ってきて、そっちに行きたい気分。

でも今日は予定は笠ヶ岳、時間が欲しい!!

抜戸岩の間を抜けて
画像

分岐の標高が2,750m、笠ヶ岳の標高が2,898mですから、
わずか100mの高低差の稜線歩きです。

足場も良く、これが稜線漫歩
抜戸岳を越えて、さらに笠ヶ岳が近付く
画像
テント場から山荘を見上げる
画像
テント場は山荘からちょっと下ったところにあります。
水場は枯れているので、場所も分からず、展望は最高ですが、
水やら、トイレやら、で山荘まで往復するのはちょっと難儀かな。

設営した跡は平らで、寝心地は良さそうです。

笠ヶ岳山荘もあとわずか
画像
山荘到着
画像
静かですね。小屋の前には男性が一人。
槍から穂高岳の雲がとれる瞬間をねらっているようです。

休みこともなく、山頂を目指します。

山頂までの登り
画像
山頂の祠が見えてきました
画像

岩ばかりの山頂は広く、
左奥に三角点のあるピークがあります。
先客は二人、目の前の穂高と北に延びる稜線に、
”最高、最高”との
歓声が上がっています。
カメラを手に持っている様子に、
早速写真をお願いします。
やったぜ!山頂
画像
薬師岳と黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳は分かるも、
他は山座同定は難しいですね。
笠ヶ岳の特徴のある形は、周りの山から見ると一目瞭然ですが、
その笠ヶ岳から周りの山を見ているのも不思議な気分。
北アの主稜線から離れた、孤高の趣がある笠ヶ岳だけに、展望は独 特・抜群のものです。

槍ヶ岳と大喰岳、中岳
画像
水晶岳、赤牛岳など読売新道方面
画像
クリア谷方向から細身の人が上がって到着です。
タイツを履いた足の長い長身姿は、女性かと思いましたが、良く見ると、お兄さん。
クリア谷ルートは標高差1,700mできついコースです。


ニコンの一眼レフで写真を撮りだして、自分撮りを頼んでいます。

”槍ヶ岳をバックに”

”そうだよね。それじゃ私も”

同じニコンのカメラで写してもらいます。
槍ヶ岳をバックに一枚
画像
4人ですばらしい風景の中、山談義が始まります。
年配だと思われるサングラスのおやじは、
8,000m峰を登ったことがあり、今夏も後立山連峰から栂海新道を歩くルートを
22日かけて歩いた、と言っていました。
もしかして、有名人
3ヶ月以上の山行は、ちょくちょく実行してるようです。


そんなお話を続けたい気持ちを振り払って、
下山開始です。最悪でも6時前には駐車場に戻らないと。

”日帰りなんで、お先に”

腰を上げます。
山荘が近付きます
画像
山荘直前のハイマツ帯の中で立ったままの人がいます。
近付くと、雷鳥が道を塞いでいます。
先週、南アルプスで見かけたのに、二週続けてお目にかかるとは。

カメラの画面で確認したつもりが、太陽光でハッキリ見えず、
後で確認すると、白い石を写していました。
”あじゃ~”

小屋で水を購入すべく、小屋の人に聞いてみると、外の蛇口で好きなように補給してくだい、とのこと。
杓子平で会ったご夫婦の話では、有料だったと、言っていましたが、
鏡平小屋とカン違い?
たっぷりと水筒に水を入れます。

テント場を過ぎると、歩き易い道になるので、
一眼レフを首にかけて、のんびり写真を撮りながら歩きます。

”いくら撮っても足りない感じ”

稜線をぞくぞくと山荘に向かって歩いてきます
画像
穂高連峰
画像
黒部川源流域と裏銀座の山々
画像
のんびりと写真を撮りながら歩いた稜線から杓子平に向かって下って行きます。
山の斜面に赤や黄色の模様が映えます。

”来週ぐらいかな?紅葉の盛りは”

画像画像
杓子平を通過して、笠新道をガンガン下ります。
急だけど、それほど歩き難い道ではありません。
今日は軽荷とサポートタイツのおかげ?
それほど足に疲労は感じず、快調に下っていきます。

ふと横を見ると穂高岳がまだ見える!
画像
3時を回りました。5時頃には到着するかな?
長かった行程、一安心です。

笠新道の入口が見えてきました
画像

左俣林道を新穂高温泉に向かって、ゆっくり歩きます。
充分明るいうちに駐車場に到着しますね。
長かった行程、軽荷だったとは言え、予定通り。
やり遂げた満足感と心地良い疲れですが、
やっぱり雲ノ平、そしてまだ行ったことのない高天原に行きたかったなあ~。

2012.10.5(金)
新穂高温泉無料駐車場6:31-7:26笠新道入口-8:25笠新道中間地点ー9:37杓子平ー10:43縦走路分岐ー11:39笠ヶ岳山荘ー
11:52笠ヶ岳山頂12:15-12:24笠ヶ岳山荘ー13:32縦走路分岐ー14:18杓子平ー15:20笠新道中間点ー16:12笠新道入口ー17:05新穂高温泉駐車場







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

驚いた
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック