小野寺史宜 四冊

『ひりつく夜の音』
画像大人の男は、なかなか泣かない。では、なぜ下田保幸(47) は、ひとりで涙を流しているのか? 元、いや現役のクラリネット奏者、年収はパート並だが狭小住宅所有。スーパーの安売りと朝食海賊が数少ない楽しみで、一心同体だったはずのクラリネットに触ることはほとんどない。でも――。その夜の警察からの電話が彼の記憶を揺さぶる。もしかして――。すべてをあきらめていた男が、もう一度人生を取り戻すまで。その一年間の全記録。

『みつばの郵便屋さん』
画像「あの人、似てない?」郵便受けにコトンと手紙を入れていくあの配達員、どこかで見たことがあるような…。「カーサみつば」の三好さん、「メゾンしおさい」の片岡さん、「みつば第二公園」の不思議な男女、郵便会社のアルバイトの園田くん等、町の人たちと配達員・平本秋宏がおりなしてゆく小さな奇蹟―。

『家族のシナリオ』
画像その夜、母さんが
家族ではない男の人を
看取ると言った――

元女優の母と“元叔父"の父、近所で暮らす実父。そして反抗期の妹と十六歳のぼく。
平穏だったはずのわが家を、その人の存在が揺さぶり始めた……。
崩壊の危機に瀕した「家族」が“熟成"していく一年間を綴った物語。

『近いはずの人』
画像同い年の妻が事故で死んだ。それから3ヵ月、心が動かない。

北野は亡き妻の鍵のかかった携帯電話に、4ケタの数字を順番に打ち込むだけの毎日を過ごしていた。
ついにロックの解けた携帯には、妻の秘密が残されていた。
4年間を一緒に過ごした女性のことを、僕は何も知らなかったのかもしれない――

北野俊英、33歳。喪ってから始まる、妻の姿を追いかける旅。

ほんわか、ほのぼの、ほっこり、たまにシリアスな場面はあるけど、総じて読みやすい本ですね。









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